
「現場の要望に対応しきれない…」
私は木村 幸男、45 歳。
中小規模の中間管理職をやらせてもらっています。
私自身の個人的な話をさせてください。昨年の社内会議である報告を受けてからというもの私はずっと頭を抱えてしまっていました。
「現場の要望に対応しきれない…」
━━━━
それは定例の社内会議でのこと。とある支店にこのような営業が来たという報告でした。
─「オリジナルユニフォームを作りませんか?」
支店の方から報告が上がってくると同時に、現在使っているユニフォームの不満も上がってきたといいます。確かに今使っているユニフォームを作る時は社員から上がってきた要望を全てに応えられたわけではありませんでした。
「要望に応えてあげたい」という気持ちは山々でしたが、コストのことを考慮するとどうしてもオリジナルユニフォームに手は出せなかったのです。そして上がってきた不満のほとんどは当時、妥協したことに対してばかりでした。